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NASAの火星地質探査機プロジェクト
2012-08-25 Sat 09:56
火星探査はNASAの最優先課題

このスローガンのもと、NASA(米国航空宇宙局)は、2016年に火星内部を調査するドリルロボット探査機「インサイト」を打ち上げる計画を発表。


InSight-AnimationStill-br.jpg



「インサイト」は2016年3月に打ち上げられ、約6ヶ月の航行の後に火星に着陸し、地殻やマントル、核といった構造を持ちながら地球とは違った環境をもつ火星の形成過程を約2年間にわたって調査することになる。

インサイト計画では、岩石惑星でありながら、なぜ火星が地球と違った形成に進化したのかが調べられる
Mars-Insghtmission.jpg


「インサイト」は、キュリオシティーを開発した NASAのジェット推進研究所(JPL)で4億2,500万ドルをかけて開発されたロボット探査機。「モグラ(The Mole)」と名付けられたドイツ製のドリルを搭載している。


678462main_pia16079-43_800-600.jpg



「モグラ」は火星の地下5メートルまで穴を掘り、地熱を計測する。また、「インサイト」にはフランス製の地震計も搭載されており、火星において地震(火震?)が発生するかを調べる。

ジェット推進研究所の Gregg Vane氏は、「インサイト により、現時点では謎に包まれている、火星コアの部分も含めた火星深部の構造を知る手掛かりを得ることができる」と語っている。



科学者たちは、火星内部は、地球とは全く異なっていると考えている。例えば、火星には磁場が存在しない。地球は強い磁気に覆われているが、これは地球内部のコアが自転と熱対流によって回転することで作りだされている。しかし、火星には磁場がないため、コアの部分やそれを取り巻くマントルの様子は、地球とは違うのではないかと考えられているのだ。
インサイトの計測結果により、火星がどのようにして形成されたのか、火星内部でどのような地殻活動が行われているのかを知る手掛かりを得られると科学者たちは期待している。




                                    

さて、8月6日に無事に火星に着陸した火星探査機キュリオシティは、22日の走行試験に成功。火星表面にくっきりと移動した車輪の跡が写った映像を送信した。

火星に降下中のキュリオシティの想像図 Credit:NASA
curiositykasei.jpg



ちなみに、NASAはキュリオシティの着陸地点をSF小説『火星年代記』などで知られるレイ・ブラッドベリにちなんで「ブラッドベリ」ポイントと名づけた。

キュリオシティの轍が火星地表に見える 写真提供:NASA
679401main_pia16092-43_946-710.jpg



また、NASAは17日、キュリオシティーの火星の探査ルートを発表。
それによると、キュリオシティーは最初に、水の痕跡が見つかる可能性が高いと考えられ、調査最終目的地があるシャープ山とは逆方向にコースをとり、ジェット推進研究所が「グレネルグ」と呼ぶ地域へ向かうことになっている。

「グレネルグ」は3種類の地形が交差する場所で、着陸地点からおよそ500メートルの距離にある。明るい色合いの地帯は"今後のキュリオシティーによる掘削調査に適した岩盤”。小型のクレーター群は"古く、硬い地表”であると推察されている。もう1つの地形は、キュリオシティーが地表を吹き払う前の着陸地点の地表と似ているそうです。グレネルグという単語を選んだのは「Glenelg」が前から読んでも後ろから読んでも同じように読める回文だから。

マーズ・サイエンス・ラボラトリー(MSL)プロジェクトの科学者、ジョン・グロッチンガー氏は、グレネルグ到着までにかかる時間は3週間から2か月と推定しています。グレネルグ到着後はそこに約1か月とどまってからシャープ山に向かうことになる。
専門家らによると、キュリオシティーが着陸地点から20キロ離れたシャープ山に到着するのは1年後になる可能性もあるとのこと。

 最終目標地点であるシャープ山の標高は約4800メートル。キュリオシティはシャープ山の中腹まで進む予定。シャープ山には10億年前の地層が残っている可能性がある。
キュリオシティーが着陸地点から撮影したシャープ山の麓の写真には「1~3階建ての建物の高さくらいの丘やテーブル上の台地、渓谷」などが映っている。
 また、写真に映った麓の地域には含水鉱物が濃縮されて存在している可能性があり、科学者らはその鉱物からこの地域の地理的な歴史が明らかになることに期待を寄せている

キュリオシティと人間の比較図
Nasa-Curiosity-OS-Deployment.jpg


ちなみに、2004年に火星に軟着陸したNASAの探査機オポチュニティによる発見の中に、メリディアニ平原で採取した岩石から小さな球形の赤鉄鉱(ヘマタイト)が発見されている。
この球体は直径わずか数mmしかなく、数十億年前に水の多い環境の下で堆積岩として作られたものと考えられています。他にも鉄ミョウバン石など、硫黄、鉄、臭素を含む鉱物が発見されている。

これらを含む多くの証拠から、学術誌「サイエンス」 2004年12月9日号において50名の研究者からなる研究グループは、「火星表面のメリディアニ平原では過去に液体の水が断続的に存在し、地表の下が水で満たされていた時代が何回かあった。液体の水は生命にとって鍵となる必要条件であるため、我々は火星の歴史の中でメリディアニでは生命の存在可能な環境が何度か作られていたと推測している」と結論している。

したがって、キュリオシティが火星表面で水を発見する可能性は極めて高いと考えられます。そして、水分があるということは… 生命体も存在する可能性もあるということを示します。


                                    












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