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ザ・ホスト
2013-10-14 Mon 07:31
 SF大好き人間のLobyですが、最近はこれといった本格的なSF作品が少なくなりましたね。

本格的SFではないけど、最初から最後までLobyを引きつけたのが『ザ・ホスト』。

日本での公開は8月末ですので、すでに観られた方もいるかも。


ザ・ホスト01a


 この映画、典型的な“インベーダー”テーマの作品なのですが、興味深いのは、メラニー(シアーシャ・ローナン)と呼ばれる個体(人間)を専有したエイリアン“ソウル”が、気が弱いのか完全に個体を専有できず、もとの持ち主メラニーの人格と個体を共有してしまうということです。映画の中でメアリーとワンダラー(ソウル)の会話を聞いていると、まるで二重人格者の葛藤を見ているような感じです。


『ホスト』のトレーラー


オリジナル・トレーラーの方がオープニングが素敵です。


 じわじわと人類が絶滅に追い込まれていく...
といった恐怖感が足りないのは、この作品がラブストリー調に仕上がっているから?
残存人類を狩るソウルたちの追跡もイマイチ迫力が足りません。
まあ、ラブストリーなら、それもしかたがない?

ザ・ホストポスター ザ・ホストポスター2 ザ・ホストポスター1

結論を描いてしまう前に、まずはあらすじです。

 人類は知的生命体”ソウル”にじわじわと侵略されていた。銀色の糸のような体をしたソウルは人間の首筋から入り込むと、宿主(ホスト)の意識と体を乗っ取り、その記憶を引き継いで生きていく。
ソウルのワンダラーは、人類の抵抗勢力の一員、メラニーに寄生したが、消えるはずのメラニーの意識が消えない。脳のなかではメラニーの叫びが激しく響く。ひとつの体を共有することになったワンダラーとメラニー。ワンダラーは人間メラニーの記憶や感情を追体験する。

ザ・ホストエスケープ

ザ・ホスト 飛び降り


身を焦がすような恋の思い出、母亡きあと支え合って生きてきた幼い弟への想い。やがてワンダラーはメラニーの恋人ジャレドに強く惹かれている自分に気づく。メラニーの〈ボディ〉を処分しろという命令を無視し、ジャレドや弟がいるはずの隠れ家を目指して、砂漠の旅に出る。

苛酷な砂漠の旅の末、ワンダラーは疲労と水不足で死にそうになる。それを助けてくれたのが彼女の叔父のジェブ・ストライダーだった。叔父に案内されてめらにーは恋人や弟がいるはずの隠れ家にもたどりつくことができたワンダラーとメラニー。だが、そこに待っていたのは歓迎ではなく敵意だった。再会した恋人ジャレドにとってワンダラーは愛するメラニーを乗っ取った憎い侵略者にすぎなかった。彼女を殺そうとした生存者たちを止めたのはジェブだった。彼は人類抵抗勢力基地施設「コロニー」の創設者でもあり、ワンダラーをコロニーに連れて行くことを決める。

シアーシャ・ローナン0

ザ・ホスト尋問

メラニーはワンダラーとは会話できても、表面に出てくることはできない。恋人に会っても会話すらできないメラニー、誰からも信じてもらえず孤独を抱えるワンダラー。二つの魂はひとつの体をめぐって葛藤をつづける。隠れ家での生活のなかで弟ジェイミーやイアンという仲間はワンダラーと打ち解けていくが、依然としてジャレドはワンダラーに憎しみをぶつける。
あるときジャレドは、メラニーの意識がワンダラーのなかに存在することを確かめようと、その体をかき抱き、唇を重ねた。その瞬間、これまでにない官能がワンダラーのなかを駆けめぐった。

ザ・ホスト洞穴0

ザ・ホスト洞穴

しかしどんなに熱いキスを受けようと、ジャレドが求めているのは体の奥に潜むメラニーなのだ。複雑な恋愛感情と引き裂かれる思いを初めて経験し、ワンダラーのなかで何かが変わり始める……。一方ソウルの追っ手がワンダラーたちに迫っていた。

メラニーを寄生者ワンダラーから取りもどすことを望むジャレド、ワンダラーを仲間として認め、愛しはじめたイアン。ひとつの体をこのまま二つの魂が共有するわけにはいかない。悩みはじめたワンダラーだったが、あるとき血で服が汚れた仲間が地下から戻ってくるのを目撃する。

ジェブ・ストライダー

シアーシャ・ローナン05


なにか隠していることがあるのかつきとめようと地下へ向かうが、そこに待ち受けていたものは、ワンダラーにとってあまりにも恐ろしい光景だった。血まみれの手術台、残酷に切り刻まれた銀色の糸。コロニーの医者は、侵略者ソウルを人間から取り出そうと実験をつづけていたのだ。
その同じ頃、とうとうソウルの追っ手が隠れ家を探り当て、侵入してきた。ようやく心が通うようになった人間たちを売り渡すのか、それとも、同じ種族であるソウルを裏切るのか。

”愛”を知ったワンダラーにとってそれは究極の選択だった。コロニーの医者とともにある方法にたどりついたワンダラーは、永遠の別れを告げようと決意するが……。


ザ・ホスト洞穴02


 ちなみに、メラニー・ストライダーとワンダラー役をしているシアーシャ・ローナンは、透き通るような青い瞳に美しいブロンドのアイルランド系アメリカ女優(現在19歳)ですが、この作品を見るまではそんな女優がいたことも知りませんでした。 
シアーシャは、わずか13歳でイアン・マキューアンのベストセラー小説を映画化した秀作『つぐない』でハリウッドデビューしていますから、かなりの(美貌であるほかにも)演技派だと思われます。

シアーシャ・ローナン01


そのシアーシャと共演するのが、『トロイ』でそのビーナスのような美貌を見せつけてくれたダイアン・クルーガー。彼女が執拗にメラニーを追い続ける狩人、シーカーを演じますが、これがとてもクールでカッコイイのです。

ダイアン・クルーガー

ダイアン・クルーガー01

ダイアン・クルーガー04

さて、SFらしいけど実際はSFのオブラートに包まれたラブストーリーであることは最初に書きました。
では、何がこの作品をして見るものをそれほど引きつけるのか(これは主観の問題なので、人によっては全然面白くないかも知れませんが...)?
ちなみに、この作品、『トワイライト』と全く同じで、「ヴァンパイアをインベーダーに変えただけだ」という人もいるようですけど、私は『トワイライト』は見ていません(見たいとも思わない)ので何とも言いようがありません。
『ホスト』の面白さは、メラニーとワンダラーが協力しあって生き残ろうとするところにあると思います。
最初は“乗っ取られた者”(メラニー)と“乗っ取った者”(ワンダラー)の葛藤なのですが、おたがいの経験・知恵を出し合って協力し合わなければ生きていくことはできない、と悟り、そこからのストリーの展開がはなはだ興味深いのです。
ワンダラーは人間たちと暮らし、メラニーのもとの生活などを知っていく課程で、人間に寄生し、その個体をわがものにするというのは不条理だと理解し、そこである重大な決断をすることになります...
これ以上書くと作品を見る面白さがなくなってしまうので、あとは見てのお楽しみということに。




インベーダーの狩人たちが使う乗り物がメタリックカラーでクール❢

ザ・ホスト スポーツカー

ダイアン・クルーガー03

ダイアン・クルーガー05

ダイアン・クルーガー06

ロータス・エヴォラ

ロータス・エヴォラ1

ロータス・エヴォラ2

ロータス・エヴォラ3



ザ・ホスト ヘリコプター0

    

    




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